東京フリー・メソジスト小金井教会

みことば

人についてのメッセージ

2.人はどこへ

人はどこへ向かっているのでしょうか。誰もが否定せず、またできないことはどんな人も死に向かって行くということです。しかし、そこが私たちの終着点なのでしょうか。そこが終着点の人は、それだけの生き方しかできません。死から目を背け、その日その日をおもしろおかしく過ごすことに一生懸命になります。これは地上の人生においてどんなに成功を収め、栄光を獲得した人でもそうなるでしょう。やがては過去の思い出のみに生きざるを得なくなります。聖書にはそれとは正反対の生き方が示されています。それは何かというと死が終着点でなく、死の向こうに永遠の世界があると信じる生き方です。この生き方では死は通過点に過ぎず、平安と希望をもって通過して行くことができます。それは先だって行く神、キリストの後について行く生き方だからです。「イエスは彼に言われた。『わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。』」（新約聖書　ヨハネの福音書１４章６節）